実在の探究:精神の科学と万物の理論

投稿日: 2019年1月1日  | カテゴリ: MBS統合メソッド

●実在の探究:精神の科学と万物の理論


こんにちは。綿貫 憲です。

一般に万物の理論とは、この宇宙のすべてを説明する理論の事を言います。

狭い意味では、物理学における、自然界に存在する4つの力(電磁気力、弱い力、強い力、重力)を統一する理論を指しますが、非常に難問であることが知られています。


ここでは、万物の理論を、実在を記述する集合理論の観点から捉え直し、精神の科学との関係を明かにします。※


量子論から、私たちが学んでいる事は、観測者も実在の一部であって、無視できないということです。

そのため、精神(意識、知覚、認識)も万物の中に含まれます。

 

ここでは、精神の科学と、万物の理論との関係を明確にすることで、

物理学ベースの精神の理論を探求し続ける意図と目的をあきらかにし、

私の知的探求の一端を共有します。


※ 物理学ベースの精神の科学の探究には、多くの難題と、多くの落とし穴があるため、このようなアプローチを取っています。


外的実在と合意的実在を結び付ける物理学

 

 

20世紀の現代物理学の代名詞のようにされている、
相対性理論と量子力学はどちらも観測者
をその中に含み最も偉大な発見は、数学に関する部分ではなく、以下の表1にある、2つの実在(外的実在と合意的実在)の関係を理解するところにありました。


例えば、アインシュタインが1905年に特殊相対性理論を発見した際、鍵となる数学的関係は既にローレンツらによって発見されていました。

アインシュタインが偉大だったのは、数学とこれらの実在の観測事実との関係を明らかにした事でした。

つまり、「外的実在を数学的に記述する際、現れる長さや時間は、合意的実在として認識される長さや時間と異なっており、両者の差は相対速度に依存する。」

ということをアインシュタインは明らかにしました。

例えば、飛行機が高速で群衆の上を飛ぶ場合、群衆の合意的実在としては、飛行機の長さは離陸前より短く、機内の時計の進み方は、群衆のものより遅くなります。

 

量子力学では、ハイゼンベルクー小澤の不等式に従い、位置や運動量と言った物理量が観測によって不確定になることから、観測者の影響は無視できなくなります。 そして、外的実在と合意的実在を結びつけることの難しさは史上最高級になり、今なお論争が続いていますが、標準的な解釈で書いてみます。

外的実在は、ヒルベルト空間内の波動関数によって記述されるが、合意的実在としては、見かけ上ランダムにみえる位置や運動量の値が特定の値を取る確率が計算できます。(コペンハーゲン近似)


実在とは、「認識主体から独立して客観的に存在するもの」と定義していますが、相補的な視点から真の実在(一つ)を見ることによって正確に真の実在(※※)に迫れます。 (※※:非局所的実在は量子論と矛盾しません)


表1:主に物質についての実在の定義(物理学の分野)
外的実在 人間の観測と独立した物質の外的実在
合意的実在 意識を持つ観測者が合意し、共有するもの

MBS統合メソッド、精神の科学


MBS統合メソッドは物理学ベースの精神の科学を想定して創られています。

右図をご覧ください。 

感情、ストーリー、ドラマを伴う主観的実在1を主観的にニュートラルである主観的実在2(主観2)に変換し、その際に産まれるエネルギーが癒しに使われます。

今なお、感謝と愛は最も偉大なヒーラーであり、偉大な癒しの源です。

そして、その癒しに伴い、精神的実在に最大限、迫る事ができます。
これが、MBS統合メソッド®です。


表2:精神についての実在の定義
主観的実在1 ストーリー、ドラマを伴う主観(感情を伴う)
主観的実在2 主観的にニュートラルである主観的真実
精神的実在 主観を取り除いた精神についての実在(~実在2)

数学的宇宙仮説 (By Max Tegmark)

 

「すべての外的実在(物理的実在)は数学的であり、数学的に存在するすべての構造は物理的にもまた、存在する。」という、2007年に物理学者、Max Tegmarkによって提唱された仮説。


これは、レベル4の多宇宙を構成し、究極集合と呼ばれ、レベル5以上の多宇宙は存在しない事を示唆している。

数学的構造とは、要素間の関係が定義されている抽象的集合のこと。
詳細は右、及び下のリンクの文献を参照。


The Mathematical Universe (2007, Max Tegmark)


 

 

※ 但し、この仮説が正しいかどうかは、ここでの議論の大筋とは関係しない。

量子論のコペンハーゲン解釈や、他の人間の観察が基本的になるあらゆる解釈の対極にある、実在をベースにした万物の理論(集合理論)

精神と物質の等価性仮説( By 綿貫 憲)

首尾一貫した意識や精神の理論は存在しないにも関わらず、量子論的とみられる兆候が精神の分野に数多く見られます。


そこで、トップダウン的に以下を仮定します。

仮定:精神にも「外的実在(物理的実在)」と数学的に等価な「精神的実在」が存在する。(精神と物質の等価性仮説)

この仮定は、私たちの住む「この宇宙限定で成り立つ」と仮定すれば、今のところ充分です。


以下に具体例として、素粒子の標準模型の電弱相転移とMBS統合メソッドの比較を模式的に書いた後、私たちの研究の目的を整理します。


素粒子の標準模型の電弱相転移とMBS統合メソッドの比較

 一つの具体例ですが、究極の具体例になっています。


上に書いた素粒子の外的実在の電弱相転移は、
MBS統合メソッドの精神的実在の相転移と数学的構造が実は等価です。

(「バゲージ」(便宜のために人間によって発明された概念や言葉)を除いたものが数学的構造) 

 

以下に等価な構造を書いてしまいます。


 

 

「物理学ベースの精神の科学」を研究し続けている意図と目的


私たちの活動は、一人一人が自分の人生の主人公として生きるための全てを含んでいる事は、言うまでもありません。

 

痛みや苦痛の低減・健康面から、人間関係、夫婦関係・恋愛、家族関係、仕事・お金の悩みの解消、人生の目的を知る、禁酒・禁煙等の各種中毒症からの脱出・ダイエットに至るまで、感情の関係する課題、全てにお役に立てます。

 

しかし、ここでは、私が個人的に、

「物理学ベースの精神の科学」を研究し続けている意図と目的を改めて整理します。純粋な知的探求の喜びをこれを読んで頂いている、あなたと共有出来れば幸いです。


1.万物の理論の自己完結性のため

 

① Max Tegmark 氏の数学的宇宙仮説が正しければ、

・レベル4の並行宇宙と、我々の宇宙との関係

・究極の集合からの分岐と生命進化の理解

から、「我々がなぜこの宇宙にいるのか?」のより深い理解を手助けするでしょう。


② Max Tegmark 氏の数学的宇宙仮説が正しいか、正しくないかに関わらず、

「将来の万物の理論」の自己完結性(我々に認識される宇宙)のため。


物理学の万物の理論が将来、どんな形になったとしても、「実在」についての私たちの理解を間違いなく深めてくれるでしょう。


 

2.現代物理学に必須の物理的実在の要素が、精神の中に、どのように存在しているか、バゲージの中の真実を見出す。

 

精神と物質の対比において見過ごされている相違点の中に大切なことが眠っています。

ここでバゲージ(荷物)とは、物質に関しては、直観的理解や、観測との関わりを指し、精神に関しては、主観に関するものを指します。

物理的実在と精神的実在はバゲージを含みません。

例えば、感情はバゲージ(荷物)にすぎませんが、どうでも良い事ではありません。


3.人間とは何か?


物質と精神の関係について、新しい理解に到達します。

そして、精神の科学から、「人間とは何か?」の定義について、新しい理解を得るでしょう。

 


あとがき


普段、なかなか話せない、個人的な知的探求の一端を書かせて頂きました。


小さい個人が、とてつもなく大きなこと(万物の理論からマルチバース宇宙まで)を書いています。 

真実を探求する喜びを少しでもあなたと共有出来たら、嬉しいです。


お読みいただき、有難うございました。

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